このためか最高速をねらうイチバチセットの選手と、
きっちり記録を残すことのできる安心セットにする選手に分かれました。
こちらは京都の甲斐選手のマシンです。

目標の100km/hを越えてガッツポーズの甲斐選手。

第4ターンから計測に向かうMyマシンです。

計測ラインを越えるあたりでは結構速かったのですが・・・。

ギヤ比を間違えたせいで、第2ターンあたりでモーターブロー。(^^;
結局、98.25km/hという結果でした。

昨年のトライで瞬間速度が一番速かった羽根選手。
今年もやっぱり途中までは抜群の速さだったのですが・・・。

バックストレートで昨年同様にモーターがブロー。
第3ターンの途中でストップしてしまい、今年は記録なしという結果に。う〜ん残念!!

レコードホルダーの住田選手のトライ!!

しかし、住田選手もバッテリートラブルで90km/hを下回る最低の結果となってしまったのです。
今年のインセインクラスは樋口選手の出した107km/hが最高速度でした。
CSCのピスト以外では調整することの不可能なインセインマシン達ですので、
各選手達も机上のテスト結果からしかセッティングを導き出すしかなく、
そのなかで最高速度をだそうとすると、どうしてもモーターやシャシーに
オーバーワークなセットを取らざるをえないのが現状で今年はその傾向が
顕著に現れてしまい、まともに完走できたマシンはわずかでした。
「1回のみのトライだと何も試すことができないのでつらい。」と、参加した選手全員が口にするほど、
インセインは3年目にしてすでに微妙なセットを要求するくらいのレベルに達しています。
ほとんどの選手が通常の直流モーターを使用している国内のインセインクラスで、
たった一度のトライだけでは今後も期待するほどに記録はのびて行かないものと思われます。
せめて、もう1回チャンスが与えられたなら、あれだけのメンバーですので
すばらしい記録を出していたに違いありません。
観客の多くも毎回記録が塗り替えられるようなインセインランを希望していることでしょう。
来年もワールドドロームが開催されインセインをおこなうならば、
2回以上のトライ数を強く希望したいと思います。
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