「Team風月堂」の「ＫＹＯＳＨＯ ＣＵＰ」四方山話です。
「ＫＹＯＳＨＯ ＣＵＰ」とは、ＲＣモデルの大手メーカーである京商株式会社が、自社ブランドの１０分の１エンジンカー「ＧＰ−１０」シリーズを使用して、「社会人のための大人のレース」を合い言葉に１９９４年からスタートした、日本で唯一、チーム対抗で競われる全日本選手権である。現在では、「ＧＰ−１０」の後継モデルである「スーパー１０」シリーズのワンメイクでレースが開催され、全国各地の７００余チームが本戦出場権をかけた、厳しい地区予選を戦っているのである。
また１９９７、１９９８年には、世界各国（地域）の代表を一同に集めた、「ＫＹＯＳＨＯ ＷＯＲＬＤ ＣＵＰ」も開催され、ワールドワイドな展開を見せている、超ＢＩＧイベントなのである。
・99/01/19 「第5回 ＫＹＯＳＨＯ ＣＵＰ」 決勝大会
・98/10/02 レイブリックＮＳＸのボディを買いました。
・98/08/30 中京Ｂブロック参加のみなさんお疲れさま!!
とりあえず、我が風月堂は、昨年は中京予選を初のトップ通過。本戦では、綱渡り状態でのＡメイン進出、そして、４位入賞と、予想以上の好成績を、納めたのでしたが、「勝負は水物」。今年は、どうなるかは、蓋を開けてみなければ、わかりません。
今年で、参加５年目!! 気を緩めすぎないよう、地区予選へむけて徐々にテンションあげてみましょうか。
98/01/12
チームオーナーのＨ氏、新年早々いきなりＯＳの新エンジン１２ＬＤを購入。インプレッションは、結構いいこと書いてあったが、前のタイプの１２ＣＶは、ガンとして買わずに、ずっと１２ＣＺで、がんばってたのに、どうしちゃったんでしょうか？
さてさて、どんなエンジンなんでしょうか。
98/01/21
ことしのレース規定は、どうなっているんでしょうね。
まさか「リコイル付きのエンジンにしてください。」なんてことには、ならないでしょうね、ＫＹＯＳＨＯさん。
98/01/23
ＯＳの新エンジン、１２ＬＤをスーパー１０に搭載して、レースに参加しました。
一週間前にならしがすんだばかりの１２ＬＤだったのですが、思ったよりも調子が良く、他のエンジンより音が静かなのが、特徴でした。（マフラーはＯＳのＴ−１０２０）
さて、一番心配されたヘッド温度ですが、一緒に参加したＣＺ１２搭載のマシンに比べ、５分間の予選終了時に計測した値ですが、約３０度ほど高い値を示しました。エンジン上部の樹脂製のエアクリーナーをはずして走行させていて、この数字でしたので、夏に向けて、ちょっと工夫しなければならないかもしれないデータでした。
ＣＺ、ＣＶに比べると、全体的におとなしいエンジンかもしれません。
98/02/01
クロスからいよいよスーパー１０用のセンタックスクラッチが、発売されました。
大々的な宣伝文句のため、京商カップも使えるものと思い、早速購入。
しかし、開封して説明書を見たとたん愕然としましたね。
「この製品は、京商カップ未公認です。」
「おいおい」と、つっこみを入れつつ、外箱を確認すると、そこにもしっかりと「非公認」の文字が・・・。
くうううううううう。1万円近くするパーツなのにクロスの広告には、一言も未公認と書いて無いというのは、なぜなんでしょうか。
予約していた人は、どうしたんでしょうね。箱を見た瞬間固まった人も全国に、３人くらいいたかもしれないですね。
98/02/24
京商は、従来スーパー１０に付属していたＯＳのＦＰ１０に代わって、３月以降発売予定のベンツＣＬＫと、マクラーレンに、新しいKYOSHO１５エンジンをキット付属とするようです。
これでタミヤのＴＧＸとエンジンサイズは、同じになったわけですが、果たして、スーパー１０のノーマルシャシーに、１５エンジンを受け止めるだけの力があるかどうか、疑問なところです。
このため、新KYOSHO１５エンジンも、京商カップ認定エンジンとなり、すでに発売されている、１２ＣＶ、１２ＬＤとともに、今年の主力エンジンになるものと思われます。
しかし、準備する身にもなってくださいよ、京商さん。（＾＾；
１２ＬＤ買っちゃったじゃないですか。
98/02/25
いよいよ今年の京商カップの日程が発表になりました。
わが中京地区は、昨年の大エントリー数のおかげで、ようやく悲願の２ヶ所開催になりました。
これでいっきに決勝大会への切符が倍増したわけで、ちょっぴり楽になったかなというところでしょうか。
何しろ参加チーム数だけ見れば、他の地区を大きく引き離し、ぶっちぎりに近いチーム数でしたから、これで平均的なチーム数になりそうです。一安心、一安心。
また、昨年までは、中京ブロックに遠路はるばる参加しに来ていた強豪長野のみなさんが、大会規定に沿った形だと、今年は群馬の予選大会への参加となるみたいで、これによってさらに、関東ブロックは、厳しくなりそうな予感がします。
真夏の予選大会が復活した中京ブロック。はたして１２ＬＤエンジンは大丈夫なのでありましょうか？
こうご期待!! (｡_ﾟ)☆＼(--;)
98/03/08
今年の京商カップのレギュレーションが早速送られてきました。
昨年多くのチームを苦しめた、ドライバーに関しての規定が、また若干変更になっていました。
今年は、「平成元年以後にＪＭＲＣＡの全日本で、Ａファイナルに残ったことのある選手は、ドライバーとして参加できない。」という具合に、規定書には、記載してありました。
ということは、昨年までは、全く参加することが出来なかったファイナリスト達にもピットクルーとしての参加の道が開かれたと、解釈して良いようです。
人手が足りなかった我がチームとしては、この規定緩和は、歓迎すべき事でありました。
そして、もう一つ。「参加ご遠慮願います」の項目の中に、「雑誌社」の文字が消えていました。
これで、昨年まで、なぜか参加できなかった一般の雑誌関係の方たちも、今年はめでたく参加できることとなりました。
「マガジン講談社」対「ジャンプ集英社」対「サンデー小学館」、みたいな予選ヒートが出来ることを期待したいですね。
98/03/17
平和公園か、ＳＴＮか、まだどちらの予選に参加するかは、決まっていないのですが、とりあえず様子をみがてら、４月５日にＳＴＮで行われたGP-10レースに参加しました。
穏やかな春の陽気の中、京商カップ使用のスーパー１０での参加となりましたが、気温が上昇してからの、１２ＬＤエンジンの様子も少し見られて、結構収穫のあるレースでした。
前回の、真冬の寒さの中での初走行で、ヘッド温度の上昇が気になった１２ＬＤエンジンでしたが、エンジンまわりのエアーの流れを少し改善したところ、５分間の予選終了時点で、だいたい130度から140度くらいとなり、気温20度ほどの中での値としては、予想を大きく下回る結果となりました。
他のマシンに比べると、ストレートスピードは遅かったのですが、これは、ＳＴＮの長いストレートに当日使用していたクラッチベルの歯数が今ひとつマッチしていなかったみたいで、もう少しギヤ比を煮詰めていくと、良い結果が生まれるものと思われます。
１２ＣＶに比べると、ヘッド温度はまだまだ高めですが、１２ＬＤの適正なヘッド温度が、このくらいとすれば、まあ納得と言ったところでしょうか。
始動性も抜群で、レース中のエンストも皆無。マフラーからの音も、他のエンジンに比べると、全然静かな１２ＬＤエンジンですので、次はスーパー１０だけではなく、ＴＧＸにも乗っけてテストしてみようかと思ったりもしています。
98/04/10
京商が、現在のスーパー10を使用した「京商カップ」とはべつに、ピュア10を使用したワールドカップのための国内予選を行うことを発表しました。
すでに、スーパー10による京商カップの予選が始まっているというのに、新たな大会の開催のスタートを発表するあたり、「二兎を追うモノ」状態に陥ることは、誰の目にもあきらかなことであるのは、まちがいないことです。
今後はどちらかの大会に絞られることが、予測されると思われます。
しかし、この発表が信じられなかった参加チームもあることでしょう。
そう。上位入賞すればワールドカップに出場できるものと思い、大金をかけて、スーパー10を購入して今年から新たに参加したチームも少なからずあるものと思われます。
これで、もし、スーパー10の大会の上位入賞者にワールドカップへの切符が無いということになれば、そんなせっかく今年からスーパー10を京商カップのためだけにやり始めたチームの方たちは、どんな思いをするでしょうか？
そんなチームがあるということを考慮にいれた、京商の今後の発表を期待したいものです。
98/05/08
おもいっきり久しぶりの書き込みとなってしまいましたが、気が付けば平和公園の中京予選（Ａ）まで、いよいよ残り1ヶ月となりました。
我が、Team風月堂は、Ａ，Ｂどちらの予選に出場するかはここでは、まだないしょなのですが、(｡_ﾟ)☆＼(--;)バキッ 出場予定のみなさんは、準備の方はいかがでしょうか？
さて、今年のレース用に、以前12ＬＤを購入し、ＳＴＮサーキットでの10ツーリングレースで好成績を残し、なかなかの感触ではあったのですが、いかんせん予選当日の真夏の暑さが唯一の気がかりということで、以前から酷使してきた12ＣＺに代わって、先日12ＣＶを購入しました。もちろんノーマルの重量級ヘッドはいきなり交換。慣らし運転を予選までにすませて、予備マシンに乗っける予定です。
前回の書き込みから今回までの間に、京商からワールドカップに関しての発表がありました。
残念なことにスーパー10の京商カップからワールドカップへの道は完全に閉ざされ、スーパー10シリーズは、東京ビッグサイト（予定）での、決勝大会までの、大会となってしまったのです。京商の言うには、各アジア代表とのアジア選手権の形になるとのことでしたが、中途半端な形にするのでなく、ワールドカップがあるのならば、海外のチームは、ワールドカップへ。京商カップは、全日本選手権という形をしっかりと、取ってほしかった気がします。
以前、京商カップに招待されていた海外チームは、お世辞にも上手いチームばかりではなかったため、上位進出を目指していた国内の代表チームが、大変苦労した経緯がありますので、今回の海外代表チームがどのように選抜されるのかも、今年の京商カップを予想する上で重要なポイントかと思われます。
で、もうひとつ。
京商のホームページですが、今年の京商カップのリザルトだけ、いつまでたってもＵＰされていませんね。
いったいぜんたいどうしたんでしょうか？各地区の結果も見てみたいので、お願いしますよ、京商さん。
98/06/22
いよいよ平和公園での京商カップ予選まで、残り一週間を切りましたが、みなさん準備の方はお進みでしょうか？
我がTeam風月堂は、参加チーム数オーバーということで、ぎりぎりエントリー受付をしてもらえませんでした（泣）ので、今は欠席チームが現れるのを、じっと待っている状況です。
京商が言うところには、参加できる可能性は限りなく0に近いそうですので、しかたなくＳＴＮで開催される、中京Ｂブロックへの準備も行わなくてはならず、予想外のエントリー数（54チーム以上）に、困惑しているところです。
平和公園の予選へは、参加できなくても見学には行くつもりですので、参加予定のチームの方々は、伝言板にでも一言書いておいてください。出来る限りではありますが、お探ししますし、ちょっとしたアドバイス等もできると思います。
天気予報も良さそうですので、好レースが期待できるものと思います。
しかし、京商のＨＰの京商カップのリザルトは、いまだにつながりませんね。不思議だ。
98/07/22
さて、中京Ｂブロックの予選も間近に迫り、最後の準備に、みなさん追われているものと思いますが、Ｂブロックは先のＡブロックとは違って、約30チームほどのエントリーの様子です。
予選参加チームが少ないと、決勝大会への招待チームが減ってしまうので、エントリーしたチームのみなさんは、中京地区の来年のためにも、是非参加してやってください。m(_
_)m
当日のＳＴＮは、常設コースにありがちな、レイアウト変更が行われる予定だそうです。いろいろなパターンを考えなくてはならないので、参加者の負担が増えるので、出来る限りやめて欲しいのですけど、仕方なさそうです。(^^;
23日の練習日は、特別に1チーム単位でのコース料金だそうですので、時間のとれるチームのみなさんは練習に行ってみてはどうでしょうか。普段よりずっとお得なお値段だそうです。
お天気になると良いですね。
98/08/18
いよいよ、あさって30日。中京Ｂブロック予選の日になりましたが、どうやら台風の影響で、はっきりしない天候になりそうです。
雨の中でもレースは行われるようですが、豪雨になった場合、最悪中止ということも考えられます。そうなってしまうと、中京Bからは、代表チーム無しとなり、「今まで一年間何のために準備してきたの？」てな状況になってしまいます。
こんな場合は、他の地区に代替え参加っていうのは受け付けてもらえるんでしょうかねえ。
防水処理をしっかりして、みなさんがんばってください。
しかし、こんな事書いている私自身ですが、どうしても抜けることのできない用事ができてしまい、当日ＳＴＮに行くことが出来なくなってしまいました。
チーム自体は参加しますので、なんとか本戦出場権を獲得してほしいところです。
この「お台場への道」を見に来てくれているみなさんのチームと一緒にね。
ではでは、みなさんの好成績と、好天を祈りながら。
98/08/28
中京Ｂブロックに参加したチームのみなさん、お疲れさまでした。
台風の影響で、開催が危ぶまれた中京Ｂブロック予選ではありましたが、当初の予報とは大きくはずれ、一日なんとか天候が持って、レースらしいレースができて、非常にラッキーでしたね。
さて前回の中京Ａブロック予選に比べ、今回の中京Ｂブロックは、参加20余チームという現状は非常に淋しい限りでした。常設サーキットの有利不利という状況が、平和公園特設コースで行われた、中京Ａブロックとのエントリー数に大きく影響したとはいえ、京商さんが、増やしてくれたチャンスを生かし切れなかったこと、非常に残念です。
次回以降、どうなるかはわかりませんが、開催場所が減ってしまうことだけは避けたいところですので、どんどん参加しましょう。
さてさて、参加チームが規定に達しなかった事を受けて、決勝大会への切符は、上位2チームに与えられることとなった、今回の中京Ｂブロック予選でしたが、ここにＡブロックで参加できなかった「風月堂」と、今年復活した、「服部化成」の2チームを、私たちは、送り込んだ訳です。
2チームに1チームは決勝Ａメインレースに参加できる計算になる今回の予選。万全の体制で望んだ我がチームでしたが、朝から2チームともに、電波トラブルに合い、非常にまずい状況でした。
前日行った雨対策の影響だったようで、レースの始まる頃には、なんとか原因をクリヤし、予選へと望んだのでした。
事前に店長さんが「ショートコースでやるんじゃないですか」と言っていたにもかかわらず、予定されていたショートコースではなくフルコースを使う事になった今回のレース。おかげで、このＳＴＮサーキットを走り慣れている、地元ＥＸＰが中心メンバーになっているチームがダントツに速く、我が「風月堂」と「服部化成」は、それぞれ3、4位につけるのがやっとな状況でした。
「風月堂」の準決勝は危なげないものでしたが、「服部化成」の準決勝は、首の皮一枚状態に何度か突入し、決勝進出が危ぶまれるところでしたが、ほかのチームにも幾度かトラブルが出ていたようで、なんとか決勝進出が決定。2チームそろって、決勝を戦うことになったのでした。
予選上位2チームとは、ラップタイムにずいぶん差があったため、非常に苦しい立場でしたが、決勝レースがスタートして我がチームは、快調に上位グループの中に入り、順位をキープする展開。しかし、途中まで快調だった「服部化成」がエンストでストップ。その後も何度かエンストにみまわれ、残念ながら上位から脱落。
それとは逆に2位争いをしていた「風月堂」は、相手のトラブルの間に2位をキープ。トップマシンに1周ほどの差を付けられながらも、30分を走りきり、2位でゴール。去年に続いて、東京での決勝大会への切符を手に入れることが出来たのでした。
中京Ａブロックの予選にチーム数オーバーで出場できなかった時には、愕然としたものでしたが、強豪がそろっていた今回の中京Ｂブロックで、切符を手にすることができ、非常にうれしいかぎりです。
このＨＰに来てくれた方々にも、貴重な助言をいただきましたし、他のサイトでも多くの方々にお世話になりました。ほんとうにありがとうございました。
そして、そんなみなさんのためにも、1月に行われる決勝大会では好成績を残せるようにしたいと思っています。
またおつきあいのほう、よろしくお願いします。
さあ、これで一番大きなハードルをクリヤしましたよ。 （＾＾）ウキウキ
98/08/30
かっこよくて、空力の良さそうなレイブリックＮＳＸのボディを購入しました。
走行テストは、まだまだ先のことになりそうですが、調子が良ければ、1月に幕張メッセで開催される決勝大会で、使用しようかと思っています。
しかし、本戦の路面がカーペットか、もしくはコンクリートワックス路面かと思うと、どっと疲れがこみ上げてきます。
しかもクロスから、新タイヤが発売されるということなので、またテストしなくては・・・。
ということで、今回の京商カップでは、決勝大会の開催される会場が、東京オートサロンの会場変更に伴って、いつもの東京お台場（ビッグサイト）から、千葉幕張メッセへと変更されましたので、ここのページのお題も「（幕張）」つきになりますので、おつきあいのほど、よろしくお願いします。m(_
_)m ペコリ
98/10/02
京商カップと平行して行われる京商ワールドカップの中京予選に参加してきました。
ストレート長が80Ｍ以上はあろうかという巨大な「すみれ堂ＧＰサーキット」で開催されたワールドカップ中京予選には、ちょっと少な目の12チームの参加がありました。（24チーム以下なので上位2チームが国内決勝大会への切符がもらえます）
わが風月堂チームは、予選でなかなかのペースで走行でき、2位のチームとはわずかの差でしたがＴＱをゲット。
そのまま調子に乗って決勝も上位をねらおうという勢いでした。
スタートに少し失敗したものの前半途中でトップに立ち、そのまま快走していた決勝レースも後半。ドライバーチェンジの際にまさかのエンスト。必死に再始動してレースに復帰するものの5位にまで順位を落っことしてしまいました。(＠_＠)ヒエ〜
残り時間がどんどんなくなるものの4位になってからは、いっこうに順位が上がらず、もうほとんどあきらめていた残り2分。なんとトップを走っていたマシンが突然ストップ。
しかも2位3位のマシンに追いつき追いぬいたため、残り数周のところで2位に復活!!そしてゴール。
まさに首の皮一枚の状態で、99年の夏に行われる国内決勝大会への切符を無事手に入れることができました。m(_ _)m感謝
ピュア10スパイダーを持ってるみなさん。国内予選の車両規定は結構緩やかですので、参加してみてはいかがですか？
京商さんも参加チームがもう少し増えてくれることを期待してましたよ。
98/12/02
幕張メッセに舞台を移した「ＫＹＯＳＨＯ ＣＵＰ」決勝大会の様子はこっちのページでご紹介します。
99/01/19
「１９９８ お台場への道」 ご意見ご感想等は、こちらへ 